今話題沸騰中のCBDとは一体何？【初心者にわかりやすく解説！】

こんにちは！当サイト管理人のハルキチです。

近年、世界的に注目を集めている「CBD」という成分をご存知でしょうか？

日本ではまだまだ認知度が低く、よく知らないという人はもちろん、CBDという単語すら聞いたことのない人も多いでしょう。

CBDとは、簡単に言えば「リラックス効果が期待できる成分」で、ストレス社会が問題視されている昨今、海外では既に大ブームとなっている成分です。

ここではCBDとは何なのか、どんな効果が期待できるのか、わかりやすく解説します。少しでもCBDのことを知っていただけたら嬉しいです。

CBDとはいったい何？安全な成分なのか

まず、CBDという成分がいったい何者なのか、そこから解説します。

CBDとはズバリ、大麻植物に含まれる有効成分（カンナビノイド成分）のひとつ。

CBDは安心・安全な成分

大麻からとれる成分にも種類があり、よく「ハイになる」と言われる成分はTHC（テトラヒドロカンナビノール）と呼ばれています。無論、このTHCは大麻取締法で違法になっています。

勘違いしてほしくないのが、CBDとTHCは大麻からとれるという点では共通していますが、全く別物の成分だということです。

CBDは麻の茎や種から抽出される成分で、精神や神経系への悪影響はありません。対してTHCは麻の葉からとれる成分で、精神に影響を及ぼします。ちなみに日本では麻の葉・穂・根の所持は違法となっていて、茎や種に関しては問題ありません。

CBDは2017年11月に世界保健機構（WHO）で機能性を認められ爆発的に広まり、またその上、翌年WADA（世界アンチドーピング機関）がCBDを禁止リストから除外しています。

ご存知の方も多いかと思いますが、ドーピングには風邪薬なども含まれるほど厳しい基準が設けられており、その基準のなか使用を認められるというのは、いかにCBDが安全なものかうかがえます。

さらに、安全性が十分に留意された製品のみですが、日本政府もCBDの輸入を認めています。具体的には以下を参照ください。

原料が精神作用のない産業大麻の茎から作られていることを示す証明書，製品の成分分析表と製造工程表，製品が日本の法律に違反していないことを宣誓するメーカー責任者の宣誓書

参考:ＣＢＤ製品の輸入に際し，許可・不許可を判断する基準，ＴＨＣ濃度 などを示す文書の不開示決定（存否応答拒否）に関する件：厚生労働大臣

日本で流通しているCBD関連の製品は、そのほとんどが安全であるといえます。最近では多くの国内メーカーからさまざまなCBD製品が流通するようになりました。

まだ規制の厳しい国や地域もあるようですが、今後ますます認可され流行していく可能性は大いにあると言えるでしょう。

CBDのメリット【期待できる効果・効能】

CBDに関する数多くの研究結果から認められている効果・期待されている効果としては、以下の通り。

心身のリラックス、ストレス軽減、そして不眠（睡眠障害）や慢性痛の解消、鬱（うつ）防止などが挙げられます。一つずつ解説をしていきます。

癲癇（てんかん）・鬱（うつ）

CBDが注目されるきっかけのひとつになったのが、癲癇に対する効果でした。

冒頭でもお話しした通りCBDはリラックス、つまり慢性的なストレスの緩和につながると考えられています。そのため不安障害をはじめとする精神疾患などにも効果が期待されています。

海外の臨床では、現代西洋医学のあらゆる手をつくしても改善がみられないほど深刻な癲癇持ちだった5歳の女の子が、CBD製品を試したところ、数分で癲癇がおさまりその後も良好な経過をたどっているという報告もあります。

不眠症

CBDは神経に作用し、リラックス効果を得ることができると言われています。

自律神経を整え、不安を取り除いてくれる効果が期待できるため、就寝前にCBDを摂取することで睡眠の質が改善される可能性が高いです。実際に不眠症の方がCBDを使用したところ、睡眠時間の延長や、睡眠障害の人にも効果が確認できたと報告があります。

睡眠の質に関しては僕もCBD製品を使用し始めてからすぐに実感しました。もともと不眠症に近しい自覚があったのですが、明らかに寝付きが良くなり、夜中に起きてしまうことも減り、さらには朝の目覚めもスッキリするようになったと感じます。

また、自分で実感はないのですが、家族の話によれば歯ぎしりも気にならなくなったと言われました。以前はものすごい歯ぎしりをしていたらしいのですが、めっきりおさまったとのことです。

僕以外にもSNSなどをみてみると、不眠の解消や睡眠の質の向上に関する効果について多くの声が上がっています。

片頭痛・生理痛・アトピー性皮膚炎

CBDには痛みを緩和したり、炎症を抑える効果もあると考えられています。

片頭痛や緊張型頭痛は主に肩こりなど体の筋肉の炎症等によって発症すると考えられていますが、CBDはその痛みを緩和する効果が期待できます。

僕は偏頭痛持ちで、かなりの頻度でこの頭痛に悩まされていました。薬を使ってもあまり効き目を感じていなかったのですが、CBDを摂取し始めてからはだいぶ楽になっています。「頭が痛い」と思った時に摂取すると、数分後には痛みが引いていきます。

薬のように、使っているうちに効き目が薄くなることも今のところはありません。

また、鎮痛効果もあることから、女性の生理痛緩和にも期待できるほか、抗炎症作用でアトピー性皮膚炎が改善したという報告もあります。

肉体疲労・筋肉痛

CBDには身体調整機能に作用する効果も確認されており、運動などによって消耗した体力の回復にも役立つと考えられています。安眠効果も相まって、その効果はスポーツ界でも注目されています。

実際に定期的にCBDを摂取したことで体の回復速度が速くなったように感じるという意見も見受けられます。

また、先ほど挙げた通りCBDには抗炎症作用が期待でき、これによって筋肉痛の緩和にも効果がささやかれています。

実証データが現段階では乏しいため効果がはっきりわかりませんが、スポーツ後の使用を目的とした軟膏なども発売されています。

CBDのデメリット【副作用など】

事実、世界中で多数の臨床実験や研究をされた結果、数多くのCBDに関する論文が公表されています。こういった研究結果を受け、WHO(世界保健機関)はCBDについて「非常に安全で、副作用がほとんどないか、あっても非常に軽い」といった旨の報告をしています。

ただ厳密にいうと副作用が全くないとも言い切れません。そもそも体内にはない物質を摂取するという行為ですから、それがどんなに安全性の高い物質であっても、副作用がゼロだとは断言できないのです。そのため「副作用はほぼない」というのが現時点でわかっている限りでの正しい解釈といえます。

しかし、あくまでもCBDの成分そのものに副作用がないという話であって、CBDを使って作られている製品すべてにデメリットやリスクがないわけではないため注意が必要です。

ここからは、CBD製品を使用するにあたってのデメリットやリスクについて紹介します。

効き目に個人差がある

大きなデメリットではありませんが、CBDの効果の感じ方には個人差があります。ほんの少し使用や摂取しただけで効き目が出る人もいれば、濃度や量を多く使用してもそれほど効果を強く感じない人もいます。

こればかりは仕方のないことなのですが、使用の際は効き目に個人差があることを覚えておくとよいでしょう。

薬間相互作用のおそれがある

CBDだけに限った話ではないですが、薬を常飲している場合などには、その薬との相互作用で悪影響が出てしまう可能性があります。

ただ、常飲している薬の種類にもよるため、絶対にCBDを摂ってはいけないとは言えません。普段から薬を飲んでいる人は、CBDの使用が問題ないかをかかりつけの医師に相談することをおすすめします。

使用を控えるべきタイミングもある

CBDをとることでリラックス効果を得られるものの、人によってはその効果が裏目に出てしまうこともあるでしょう。

特に車の運転前や運転中は、もしCBDによって眠くなってしまうと大変危険です。また、仕事の休憩中にCBDをとることで集中力が高まれば良いですが、逆にリラックスしすぎて居眠りなんかしてしまった日には怒られても仕方ありません。

このように、使用を控えるべきタイミングがあることも念頭においておきましょう。

CBDはこんな人におすすめ！

さまざまな効果が期待されるCBDですが、ご紹介した効果や自分自身が使用した感想から、おすすめしたい人をピックアップしてみました。

もしあなたに当てはまっている項目があれば、ぜひCBDを検討してみてはいかがでしょうか。

もちろん上記に当てはまらなくても、「癒しアイテム」としてCBDを愛用する方も大勢います。正しく使用するぶんには心身にマイナスな影響もありませんので、興味があればぜひ！

もっとCBDが注目される世の中に

CBDについて、どんな成分なのかの解説をはじめ、メリットとしてあげられる効果や使用に向いている人などお話ししました。CBDについての基礎知識としては満遍なく網羅したつもりなので、全くCBDになじみの無かった人もある程度は理解いただけたかと思います。

今わかっているだけでもCBDにはさまざまなプラスの効果が期待されています。海外ではCBDの素晴らしさにいち早く気づいた方々から人気に火がつき、今や大ブームとなっているほど。

ところが日本国内では、正直なところCBDはまだまだ認知度が低く、怪しいものだという認識を持つ方も少なくありません。「少しでも日本でCBDが注目される世の中になってくれたら良いな」というのが個人的な気持ちです。

そのために、このサイトではさまざまなCBDにまつわる情報や、僕自身が使用して良かったと思えるCBD製品の紹介などを中心に発信していきます。一人でも多くの方にCBDを知っていただけたら、あるいは興味を持っていただけたら幸いです。