日々ブームが加速するCBDですが、その摂取方法まではよく知らないという方は少なくありません。
やはり最近流行し始めただけあって、人々のCBDに関する知識が追いついていないことは確かでしょう。
たしかに!CBDを使ってみたいと考えてはいても、どうやって摂取すればいいのか分からない!
実は摂取方法はいくつかあるんだ。
正しい摂取方法を知ることはもちろん、自分に合った摂取方法を知っておくことがとても大事だよ。
はーい!
ここでは、具体的にCBDの摂取方法について解説していきます。ぜひ参考にしていただき、自分に合った摂取方法を見つけるきっかけになれば幸いです。
CBDの摂取方法は大きく分けて4つ
CBDの摂取方法といっても、実はひとつだけではありません。大きく4つの摂取方法に分けられ、名称としては経口摂取・舌下摂取・吸入摂取・経皮摂取となります。
名前だけ見ると難しく感じられるかもしれませんが、やり方自体はすごく簡単なので安心してください。
こうやって言い直してもらえると、とっても分かりやすい!
この4通りの摂取方法ですが、摂取の仕方が違うだけでなく、それぞれ効き目などにも差があります。
どの程度の効き目を期待しているかによっても、適切な摂取方法が変わってくるといえるでしょう。
なるほどね〜!
自分に合った摂取方法は効き目を中心に考えればいいんだね。
ひとつの基準にはなると思うよ!
単純に使用方法そのものが自分にとってハードルが高くないことも大事だよ。
ここからは4つの摂取方法それぞれをさらに詳しくご紹介します。
経口摂取
製品例 | カプセル・パウダー |
効果が出るまでの時間 | 1〜2時間 |
効果の持続時間 | 6〜12時間 |
摂取の難易度 | 低(非常に簡単) |
経口摂取は、カプセルやパウダーなどの製品を使用する際に用いる摂取方法で、一般的なサプリメントや薬をイメージしてもらえれば一番分かりやすいでしょう。
基本的にはCBD製品を直接口から飲みこんだり、食品に混ぜるなどして摂取する方法になります。このとき、CBDは時間をかけて腸から吸収されたのち肝臓へ運ばれていくのですが、その過程で効果があらわれるとされています。
そのため経口摂取の特性として、CBDの効果が感じられるまで時間がかかるという点が挙げられます。実際にかかる時間の目安は1〜2時間ほどです。
短時間で効果を実感したい場合には、あまり向いていない摂取方法といえるでしょう。
また体内に入ったCBD量の約6〜20%のみが効果をあらわすとされていて、摂取効率だけを見ると決して良くはありません。
ただ、そのぶん効果の持続時間には目を見張るものがあり、最大で6〜12時間という長い時間体内にとどまります。
すぐに効果は出ませんが、代わりになるべく長い時間効果を感じたいという方にはピッタリですね。
CBD独特の青臭さが苦手という人は、カプセルタイプなどがおすすめです!
舌下摂取
製品例 | オイル等 |
効果が出るまでの時間 | 5分〜1時間 |
効果の持続時間 | 8時間前後 |
摂取の難易度 | 中(慣れれば簡単) |
舌下摂取は、その名の通り舌の裏側でCBDを摂取する方法です。CBDオイル等を口に含み、2分ほど舌の裏に馴染ませることで舌裏の太い血管から直接吸収します。
人によってはイメージしづらい摂取方法かもしれませんが、実はCBDの摂取方法としては一番ポピュラーだといえます。
ポピュラーになっている理由は、CBD製品の中でもオイルタイプが最も多いためです。オイルタイプのCBD製品はそのまま飲み込むことももちろん可能ですが、舌の裏側から吸収することでより効率的に効果を発揮します。
個人差はありますが、効果があらわれるまでの時間が5分から1時間と比較的短いうえに、摂取したCBDの最大35%が血液中へと届くため吸収率も非常に高いことがメリットといえるでしょう。
また効果の持続時間も約8時間程度と長いため、4つの摂取方法の中でも最もお手軽かつ万人に向いている方法です。
ひとつデメリットを挙げるとするならば、スポイトなどでオイルを舌の裏に垂らすという行為が少し難しいかもしれません。
何滴垂らしたかがわかりづらいため、慣れが必要です。ただ慣れてしまえば簡単で、外出中などでも問題なく使用できるでしょう。
分かりづらい摂取方法だけど、慣れてしまえば一番簡単だと思います!
吸入摂取
製品例 | リキッド・ワックス |
効果が出るまでの時間 | 数秒〜10分 |
効果の持続時間 | 1時間程度 |
摂取の難易度 | 高(やや難しい) |
吸入摂取は、CBDをヴェポライザーと呼ばれる専用の機器で気化させて、それを吸い込む摂取方法です。電子タバコをイメージしてもらえればOKです。吸いこんだCBDは肺から血管へと吸収されます。
吸入摂取の最大のメリットは、効果があらわれるまでの速度と吸収率の高さにあります。
まず効果があらわれるまでの速度としては、わずか数秒〜10分程度と他の摂取方法と比べてもダントツで速いです。また、摂取したCBDの最大56%を吸収できるとされており、4つの摂取方法の中でも一番吸収率が高いです。
そのため、すぐに効果を感じたい人や、効率的にCBDを吸収することを求める人には最適な摂取方法といえるでしょう。
その反面、デメリットも存在します。
やはり専用の機器が必要なので、どうしても購入のハードルが高くなってしまうことはデメリットです。さらに見た目上は電子タバコなので使用する際は特定の場所であること、周りへの配慮が必要とされます。
また効果の持続時間は他の摂取方法よりも短く、およそ1時間ほどなので、長時間の効果を求める方にはあまり向いていません。
僕は頭痛がひどいときや寝る直前に使用していて、即効性は実感できています!
経皮摂取
製品例 | クリーム・ローション |
効果が出るまでの時間 | 30分〜2時間(全身への効果はほぼ期待できない) |
効果の持続時間 | 8時間前後(全身への効果はほぼ期待できない) |
摂取の難易度 | 低(非常に簡単) |
経皮摂取はCBDを含んだクリームなどを、皮膚に塗って吸収する摂取方法です。ボディクリームやボディローションのような使い方ですね。
皮膚から血液へとCBDが届くことはほとんどないため、他の摂取方法とは違って全身への効果は薄いです。
ただ、局所的な効果が期待できるのが大きな特徴で、たとえばニキビ等の肌荒れや、筋肉痛の緩和などが挙げられます。
ちなみに効果があらわれるまでの時間は30分〜2時間ほどとされています。
最近テレワークで腰痛に悩んでいたところ、CBDクリームを使ったらかなり楽になりました!
CBDの最も良い摂取方法は?
4つの摂取方法についてそれぞれ特徴はわかったけど、結局どれが一番いいの?
難しい質問だね。
結局、最適な摂取方法は人それぞれになってしまうんだ。
僕の場合、はやく効果を感じたい瞬間が多いため吸入摂取が自分に合っていると判断しました。
あとは腰痛や肌荒れが気になるときに、局所的に経皮摂取で効果を感じています。
ただ、初心者が一番最初に使用するのなら、まずは舌下摂取からはじめるのがおすすめです。
理由は効果があらわれるまでの時間と効果の持続時間、この2つのバランスが良いためです。全ての摂取方法の中間といえる位置にあるので、まず舌下摂取を試してみて、効果の感じ方や必要性に応じて別の摂取方法を検討するとよいでしょう。
仮に「もっと早く効果がほしい」と思ったら吸入摂取を検討してみる、「効果の持続時間がもっとほしい」と感じたら経口摂取を検討してみる、というように、最初の基準として舌下摂取がおすすめなのです。
なるほどー!最初は舌下摂取で自分がどう効果を感じるかみて、基準にすればいいんだね?
そういうこと。
基準ができてから、自身のニーズに合わせて別の摂取方法を考えていけばOK!
摂取するタイミングも重要
よくCBD初心者が迷うことのひとつに、摂取タイミングがあげられます。
摂取のタイミングは、効果を感じていたい時間から効果があらわれるまでの時間を引き算して考えると良いでしょう。
たとえば睡眠の質を改善するためにCBDを舌下摂取する場合、就寝予定の30分〜1時間前が摂取タイミングとしてはおすすめです。
同じ製品を同じように摂取しても、効果の感じ方や効果を感じるまでの時間は個人差があります。まずは自分が効果を感じるまでかかる時間を知ることで、適切な摂取タイミングが見えてくるでしょう。
要するに慣れってことか。
まあ、そうだね…
気をつけてほしいのが、CBDのリラックス効果により眠くなることがあるということです。これにも個人差はありますが、車の運転をするときなど、眠くなったら困るときはCBDの摂取は控えるようにしましょう。
摂取方法まとめ
今回はCBDの摂取方法について解説しました。
大きく分けると4つの摂取方法がありますが、それぞれ単に方法が違うだけでなく効果の感じ方や持続時間などにも違いがあるため、自分に合った摂取方法を見つけていきましょう。
初心者の方は、CBDの効果を感じる基準としてまずは舌下摂取から試してみることをおすすめします。
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